コロナ症状重い高齢者、4人に3人は接種者
新型コロナウイルスの5類感染症移行後、静岡県内で入院した比較的症状の重い高齢者の4人に3人がワクチンを一度以上接種している事が、県のまとめでわかった。
県は医療機関への情報提供や県民への注意喚起のため、医療機関を対象に、入院患者のうち酸素吸入が必要な中等症II以上の患者や、中等症I以下のうち急性心筋炎や脳症を発症した患者らの情報提供を依頼。6月18日までに15病院から40人分の情報が寄せられた。内訳は男性28人、女性12人。年代別では65歳以上の高齢者が35人で、うち80代が19人を占めた。
基礎疾患の有無を複数回答で尋ねたところ、高血圧を含む心疾患50%、呼吸器疾患28%、糖尿病20%などが多く、「なし」は5%にとどまった。
中等症II以上の高齢者を対象にワクチン接種回数を調べたところ、0回が25%にのぼったほか、2回が18%、3回が11% 4回以上が40%超えで、0〜3回の接種割合は同年代の県民平均の割合をそれぞれ上回った。
県は医療機関への情報提供や県民への注意喚起のため、医療機関を対象に、入院患者のうち酸素吸入が必要な中等症II以上の患者や、中等症I以下のうち急性心筋炎や脳症を発症した患者らの情報提供を依頼。6月18日までに15病院から40人分の情報が寄せられた。内訳は男性28人、女性12人。年代別では65歳以上の高齢者が35人で、うち80代が19人を占めた。
基礎疾患の有無を複数回答で尋ねたところ、高血圧を含む心疾患50%、呼吸器疾患28%、糖尿病20%などが多く、「なし」は5%にとどまった。
中等症II以上の高齢者を対象にワクチン接種回数を調べたところ、0回が25%にのぼったほか、2回が18%、3回が11% 4回以上が40%超えで、0〜3回の接種割合は同年代の県民平均の割合をそれぞれ上回った。