『大型蓄電池』の国内投資が盛んに脱炭素や経済安保の切り札に
大型蓄電池は、日本における再エネの導入を促進する効果も期待できる。それは、系統網における課題の解決につながるからである。東京電力や関西電力など旧一般電気事業者の管内ごとに系統網が整備された。そのため、事業者間をつなぐ系統がぜい弱で、電気を融通し合えない。九州では好天時に太陽光発電設備を止める状況が生じている。電気は需要と供給を一致させる同時同量が不可欠で、一致しないと電気の品質（周波数）が乱れてしまい、電気を正常に供給できない。
そこで系統網に大型蓄電池を接続する。需要を上回る余剰の電気を蓄電池でため、供給不足時に放電することで同時同量に役立てる。点在する蓄電池を一つとして管理することで、「仮想発電所」として活用できる。Ⅰ
日経XTECH
そこで系統網に大型蓄電池を接続する。需要を上回る余剰の電気を蓄電池でため、供給不足時に放電することで同時同量に役立てる。点在する蓄電池を一つとして管理することで、「仮想発電所」として活用できる。Ⅰ
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