453 DMH17H形エンジン 当初は縦形シリンダーで定格出力は150馬力であったが、適宜改良され、出力は1958年(昭和33年)までに180馬力まで向上した。しかし、エンジンの天地寸法が大きいうえ、客室内にシリンダーヘッド点検(主にグロープラグの点検とバルブ回りの整備)用の蓋を設けねばならず、低床化と騒音・油臭対策が必要となるキハ80系の開発にあたり、横形(水平シリンダー形)に再設計された。それが1960年(昭和35年)開発のDMH17Hで、型式名末尾の「H」は水平 (Horizontal) を意味する[1]。以後1971年(昭和46年)までの約10年間、国鉄気動車の標準型エンジンとして大量に製作された。 匿名さん2021/11/20 21:59