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ランニングチェンジ (Running Change) とは、製品の型番を変更しないまま設計変更を実施すること、および設計変更された製品が流通することを指す表現。
主に自動車や家電などの工業製品に用いられ、特に前者の場合は市場に流通済みのモデルに対し、供給を停止せず設計などに変更を加えることを指す[1]。新製品の製造開始時に発生する初期不良や購入者からの苦情(クレーム)などのフィードバックや、部品の材料費や製造費を安くしたり調達先の変更による反映などによって行われる。
409
特定の製造時期をもって切り替えが行われ、既存在庫と並行して販売されることが多い。
マイナーチェンジおよび設計・製造上の過誤などによる製品欠陥があることが判明した場合、いわばリコールの範疇ではないことから一般消費者に公表されることは少ないが、一部は製造時期や製造番号などから判別できることもある。
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帝都高速度交通営団(ていとこうそくどこうつうえいだん、英: Teito Rapid Transit Authority)は、東京都特別区(23区)の地下鉄を経営するため、1941年(昭和16年)から2004年(平成16年)まで日本に存在していた日本国政府および東京都が出資する鉄道事業者である。
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ネットチェンジとは、放送局がそれまでの系列(→放送ネットワーク、ニュース系列)と異なる系列に変わることを指す。
日本では1960年代になってテレビの全国ネット(→ネットワーク (放送)、ニュース系列)が確立されてくると、全国紙を発行する新聞社と東京キー局相互の連携も強化されるようになった。また地方局も東京キー局とその関連の新聞社の系列に入るようになる。しかし大阪では、朝日新聞社と関わりの深いNET(現:テレビ朝日)系列(ANN)に、毎日放送 (MBS) が、毎日新聞社と関わりの深いKRT→TBS系列(JNN)に、朝日放送 (ABC) が参加するというねじれ現象、いわゆる「腸捻転」と呼ばれる状態が長く続いた。これを解消するため1975年3月31日に、朝日放送はNET→テレビ朝日系列に、毎日放送はTBS系列に鞍替えすることで、ねじれ現象は解消されることとなった。
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8トラック(8トラック・カートリッジテープ)は、カートリッジ式の磁気テープ再生装置および媒体の一種を指す名称である。2トラックのステレオチャンネルが4つあり、合計8トラックの信号が録音されていたため、この名前がある。日本では略して俗に「8トラ」(ハチトラ)とも呼ばれた。
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スピッツ(英語: Spitz、SPITZ)は、日本のロックバンドである。所属事務所はGrass Hopper。レコード会社はユニバーサルJ。公式ファンクラブはSpitzbergen(スピッツベルゲン)。
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スピッツは、草野正宗が高校時代から温めていた名前で、「短くてかわいいのに、パンクっぽい名前である」ことから命名し、犬種の日本スピッツも由来となっており、「弱いくせによく吠える」といったパンクバンドの意味も込められている。また「SP」の音から始まる名前が気に入っており、それにしたかったとも草野が語っている。
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体育会系(たいいくかいけい)とは、大学などの課外活動の分類の一つ。転じて、それらに属する人々やその性格・気質のステレオタイプ。反対語は文化系。
英訳ではジョック(jock)という俗語があてられることが多い。
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スポーツライターの相沢光一は、古来に中華帝国(隋・唐他)から伝来した儒教の教えが背景にあるとしている。親や年長者など目上の者は立て、従うという考え方が日本の組織の秩序を維持する上でスタンダードになっており、そうした考え方は中世・近世の若衆宿や武家社会などから近代の軍隊へと受け継がれ、体育会系運動部に根付いたという。また、スポーツは球技系を中心にチーム競技が多いことから、結果的に全体の秩序を守ることにも繋がり、運動部には好都合の価値観だったとも述べている。
スポーツライターの玉木正之は、日本ではスポーツを「体育」として捉え実践し続けてきた背景があり、学校で行うスポーツの目的がそれを通じた体力養成、人格形成、社会的ルールの体得、協調性ある良き社会人の育成に重点を置いているからで、その「体育的教育観」とスポーツとを混同させ、現在においてもスポーツの場で同様の考えを最優先している指導者が少なからず存在するという。玉木は、スポーツに様々な教育的効果があるのは認めつつも、それを一般社会とは切り離して扱うべきと説いている。
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周波数(しゅうはすう、英:frequency)とは、工学、特に電気工学・電波工学や音響工学などにおいて、波動や振動が、単位時間当たりに繰り返される回数のことである。周波数は周期の逆数であり、単位は「ヘルツ」(Hz) が使われる。
振動数も英語では frequency でありほぼ同義であるが、「周波数」が主に電気・電波に関する工学用語として用いられるのに対し、「振動数」は力学的運動など自然科学(理学)における物理現象に用いられることが多い。
かつては、「サイクル毎秒」(c/s、略して「サイクル」)が使われていたが、1970年代にヘルツに切り替えられた(日本における切替えは1972年7月1日に施行された改正計量法による)。
「周波」と略すことがある(例:「高周波」)。
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