福島原発事故・102歳自殺で東電提訴へ
東京電力福島第1原発事故による強制避難を前に精神的に追い詰められたとして、2011年4月に福島県飯舘村の自宅で自殺した大久保文雄さん=当時(102)=の遺族3人が、計約6千万円の賠償を東電に求め福島地裁に提訴することが27日、分かった。29日に提訴する予定。
関係者によると、大久保さんは11年4月11日、飯舘村が計画的避難区域に指定されるという政府の方針をテレビのニュースで知った。
家族に「避難したくない。ちょっと長生きしすぎたな」と漏らしたという。
翌12日朝、自分の部屋で首をつって亡くなっているのが見つかった。
関係者によると、大久保さんは11年4月11日、飯舘村が計画的避難区域に指定されるという政府の方針をテレビのニュースで知った。
家族に「避難したくない。ちょっと長生きしすぎたな」と漏らしたという。
翌12日朝、自分の部屋で首をつって亡くなっているのが見つかった。