220 巨人・坂本勇人内野手(28)が21日、高橋監督から“無心のススメ”を授かった。20日の阪神戦(甲子園)は1番・坂本勇、2番・陽、3番・マギーの新オーダーが組まれた。07年に先頭打者アーチ9本の新記録を打ち立てた指揮官は、1番打者のメリットについて「何も考えなくていいということかな」と明かした。本能のままに無心で打てばいい―。ヒントを頼りに、坂本勇が復調を目指す。 リードオフマンは坂本勇の原点だ。10年には7本の先頭打者アーチをたたき込んで打線をけん引。「チャンスメイクだったり、走者がいれば進めたり、かえしたり。やることは大きく変わるわけじゃない」とは言うが、通算15本の先頭弾は、指揮官の12発を上回り球団歴代4位につける。昨年も、レギュラーシーズンでは3番だけだったが、DeNAとのCS第1Sでは打線活性化のキーマンとして1番を託され、3戦12打数6安打2本塁打と気を吐いた。 匿名さん2017/09/22 07:02
221 9月の月間打率は1割7分5厘と依然苦しんでいるが、20日の阪神戦(甲子園)では8回の最終打席で中前安打を放った。「最後に(安打が)出てよかった。1本出ると出ないじゃ全然違う」。22日の広島戦(マツダ)初戦も新オーダーで臨むことが有力。打線テコ入れが威力を発揮するかどうかは坂本勇のバットにかかっているが、相手先発の中村祐とは今季7打数3安打1本塁打と好相性だ。突破口をこじ開け、3位再浮上へチームも再加速させる。 匿名さん2017/09/22 07:02
222 20日の阪神戦(甲子園)に続き2試合連続で1番。構えた際にバットを揺らすフォームを試すも、4打数無安打と沈黙した。「(腕が)ちょっと固まっていると思ったので。色々試しながらやっています」 匿名さん2017/09/23 00:20
223 巨人は、広島より6本も多い9安打を放ちながら、4併殺打10残塁の拙攻で連敗。球団ワーストとなる広島戦シーズン18敗(7勝)を喫した。2安打したもののチャンスでは2併殺打の坂本勇の状態も気がかりだ。3位のDeNAは中日に大勝し、ゲーム差を1・5に広げられた。24日からはBクラスが確定しているヤクルト、中日と計4試合。CS進出へ、一つも負けられない正念場だ。 らしくない打球が、三塁手の正面へと転がった。坂本勇は一塁ベースを駆け抜けると天を仰ぎ、目をつむった。1点を追う9回1死一、二塁で三ゴロ併殺打。7回も同じケースで二ゴロ併殺打だった。チームを引っ張ってきた主将の、ここにきての不振が勝敗を分けた。由伸監督も奥歯をグッとかみしめた。「それ以外に今日はないかなと思う。勝負所では、そういった選手に頑張ってもらわないと、何とかしてもらわないとしょうがないのでね」 匿名さん2017/09/24 09:09
224 坂本勇は、毎日のように左足の上げ方や、バットを構える位置を変えている。試行錯誤しても出口は見えず、本来の姿からはほど遠い状態にある。3月のWBCから6か月が経過。本人は決して弱音を吐かないが、下半身の疲労は極限に達しているようだ。下半身の粘りがなくなり、空振りも目立つ。8月の月間打率は2割2分1厘まで落ち込み、今月は1割8分1厘。責任を痛感している勇人は試合後、厳しい表情で無言のままだった。 指揮官は、打順を3試合ぶりに慣れ親しんだ3番に戻し、復活を期待した。5打数2安打と得点圏以外ではヒットが出たが、勝負強さがあってこその坂本勇だ。指揮官は「いい当たりもあったりしてるんだけどね。まあ、それを言ってもしょうがないんだけど」と話し、二岡打撃コーチも「状態がどうとか、そういう時期じゃない」と主軸としての結果を求めた。残り7試合。勇人には何とか、最後の踏ん張りを見せてほしいところだ。 匿名さん2017/09/24 09:10
225 もちろん坂本勇だけじゃない。チームは3者凡退は一度もないが、4度の併殺打では“流れ”なんて来やしない。1、2回はともに相手のミスで2死一、二塁の好機をもらいながら無得点。「あと1本というところの勝負強さを何とか出してもらわないと、なかなか得点できないよ」と指揮官も嘆く。 CS進出へ、黄信号がともった。DeNAと1・5ゲーム差。直接対決がないだけに、厳しい状況だ。由伸監督は「切り替える? それしか言いようがないよね。何を言っても昨日、今日の負けが変わるわけではないから」と声のトーンを下げた。打線の状態からも、不安は尽きない。ただ、底力はあるはず。それを、見たい。 匿名さん2017/09/24 09:10
227 4―2の4回1死満塁で右犠飛を放ち、貴重な追加点を挙げた。安打こそなかったが2四球も選び勝利に貢献。「(チャンスで)1点取れてよかった。浮上のきっかけ? そうですね」 匿名さん2017/09/25 08:01
229 勝負強い打撃と華麗な守備に隠れがちだが、坂本勇人は走塁面でも高いレベルにある。「常に次の塁を狙う気持ちは忘れないようにしています」と話すキャプテン。センスが光る走塁は、今季もここぞの場面で発揮された。 ハイライトは9月8日のヤクルト戦(東京ドーム)。2点リードの8回二死満塁、坂本勇は二走でスタートを切った。橋本到が放った三遊間へのゴロが内野安打となり、ヤクルトの遊撃・奥村の二塁への送球が乱れた一瞬のスキを逃さず、三塁を回り一気にホームへ。捕手・中村のタッチをかいくぐり、左手の先で本塁ベースを触る好走塁で、貴重な追加点をもたらした。俊足だけでなく、判断力や走塁技術で韋駄天ぶりを見せた。 三塁ベースコーチを務める大西一軍外野守備走塁コーチも「相手の守備陣形など、いろんなところをよく見ている。相手の少しのスキも見逃さないし、盗塁でも、行くと決めたときの思い切りはすごい」と絶賛する。夏場から打撃不振が続いているが、9月20日の阪神戦(甲子園)ではレギュラーに定着した数年前までは定位置だった一番に座るなど、スピードも武器の1つだ。 匿名さん2017/10/01 04:41