地道に頭を下げなさい

参院選・鹿児島選挙区　現職リードし新人４人が追う展開か[07/04 20:37]

　鹿児島選挙区（改選１）には届け出順に、自民現職で４期目を目指す野村哲郎氏（７８）、参政党新人で会社経営の昇拓真氏（３２）、無所属新人で元都議の西郷歩美氏（３７）、立民新人で元県議の柳誠子氏（６１）、ＮＨＫ党新人で会社役員の草尾敦氏（５３）の５人が立候補。
　公明が推薦する自民野村は、ＪＡ県中央会出身で食料安全保障政策の重要性を訴える。社民と国民県連の推薦を受ける立民柳は、事実上の野党統一候補として雇用環境の改善などを訴える。

　ＪＮＮが毎日新聞と行った調査に取材を加味して中盤の情勢を分析した結果、野村が自民支持層の半数ほどを固めてリードし、これを立民支持層の多くを固めた柳、そのあとを西郷、昇、草尾が追う展開となっている。
　ただ回答者のおよそ４割が投票先を決めておらず、情勢は今後、変わる可能性がある。

参院選・熊本選挙区情勢調査[07/04 21:51]

　熊本選挙区（改選１）に立候補したのは届け出順に、参政党新人で歯科医師の高井千歳氏（36）、立民新人で党県連副代表の出口慎太郎氏（40）＝社民支持、自民現職で参院決算委員長の松村祥史氏（58）＝公明推薦、NHK党新人でウェブ制作会社社長の本間明子氏（40）の４人。

　ＮＮＮと読売新聞は今月１日から３日まで共同で情勢調査を行った。その結果、自民現職の松村祥史候補が自民支持層の８割強を固めたほか、推薦を受けている公明支持層にも浸透し、優位に立っている。野党統一候補で立民新人の出口慎太郎候補は立民支持層の８割強を固め、共闘する国民民主や共産などの支持層からも一定の支持を得ている。
　ただし一定数の有権者が誰に投票するか明らかにしていないため、今後、情勢が変化する可能性もある。

　今期で引退する立民現職が３期１８年にわたり議席を維持してきた三重選挙区（改選１）に立候補したのは、届け出順に▼参政党新人の堀江珠恵氏（４７）▼無所属新人で立民と国民が推薦する芳野正英氏（４７）▼ＮＨＫ党新人の門田節代氏（５４）▼自民新人で公明が推薦する山本佐知子氏（５４）の４人。
　自民山本がリードし、立民・国民が推薦する芳野が追い上げている。無党派層は芳野に、維新支持層は山本に比較的支持が集まっている。山本は伊賀や伊勢志摩で、芳野は地盤の四日市市を含む北勢でややリードしている。
　非改選の議席を持つ自民は2000年以来となる参院の議席独占を狙う。芳野は3年前の参院選も野党統一候補として戦い自民に敗れた。 　　
　民主王国と呼ばれたこの地の議席を守ろうと、立民、国民、連合も一丸となって戦う姿勢。立民の泉健太代表は「芳野正英の戦いは県民の戦いだと思う。三重を大事にする、三重の生活者を大事にするのが芳野正英」、国民の前原誠司代表代行は「議席を守るという意味でも、全力で応援して必勝区と位置づけて取り組みたい」、 連合の芳野友子会長は「何としても議席を守らなければならない」と話す。

　岐阜選挙区（改選１）には届け出順に、共産新人 三尾圭司氏(45) 、参政党新人 広江恵氏(43) 、自民現職・公明推薦 渡辺猛之氏(54)、国民新人 丹野みどり氏(49)、ＮＨＫ党新人 坂本雅彦氏(50)の５人が立候補。

　３選を目指す国土交通副大臣の自民渡辺は自民、公明支持層のそれぞれ6割以上を固め、維新支持層にも食い込む。20代と40代以上の全ての年代から最も支持を集めて大きく先行し、国民丹野が追う展開。
　丹野は国民支持層をほぼ固め、無党派層や維新支持層も取り込む。ただ立民支持層に十分浸透していない。10代、30代の支持が目立つ。
　党西濃地区委員会常任委員の共産三尾は、共産、社民の各支持層をまとめているが他党支持層には支持が広がっていない。
　ただ３割以上が投票先を決めておらず、情勢が変わる可能性もある。

自民中曽根が独走　群馬【参院選情勢】

　群馬選挙区（改選１）に立候補したのは届け出順に、NHK党新人の小島糾史氏（46）、参政党新人の新倉哲郎氏（43）、自民現職の中曽根弘文氏（76）＝公明推薦、無所属新人で連合群馬副事務局長の白井桂子氏（60）＝立民推薦、共産新人の高橋保氏（64）の５人。

　７選を目指す自民中曽根が他の４新人を大きくリードし独走する。中曽根は圧倒的な知名度と強固な保守地盤を背景に、組織・団体をまとめた。公明の推薦も受ける。
　連合群馬が擁立した無所属の白井は立民が推薦し、国民県連も支援に回るものの、無党派層への浸透に苦戦。
　共産高橋、Ｎ党小島、諸派新倉はいずれも伸び悩んでいる。（2022/07/04-15:07）

>>420
国会に来れなくしてやる、麻生の暴言

　　　>>280　　>>303

自民上野が優位　栃木【参院選情勢】[07/04 15:07]

　栃木選挙区（改選１）に立候補を届け出たのは届け出順に、共産新人の岡村恵子氏（68）、立民新人の板倉京氏（55）、自民現職の上野通子氏（64）＝公明推薦、参政党新人の大隈広郷氏（52）、維新新人の大久保裕美氏（45）、ＮＨＫ党新人の高橋真佐子氏（57）。07年に改選数１となって以降最多の６人、そのうち女性５人が立候補したのは過去最多となった。

　３選を目指す自民上野が優位な戦いぶり。公明からの支援も得て組織固めを徹底し、文科副大臣を務めた経験から教育支援を訴える。
　消費税減税による物価高対策を掲げる立民板倉だが、共産候補との一本化はならず、国民からも推薦見送りとなり苦しい戦い。維新大久保は浮動票獲得を狙うが広がりを欠く。

　山口選挙区（改選１）に立候補したのは届け出順に、立民新人 秋山賢治氏、自民現職 江島潔氏、ＮＨＫ党新人 二矢川珠紀氏、国民新人 大内一也氏、参政党新人 大石健一氏、新風新人 佐々木信夫氏、共産新人 吉田達彦氏。過去最多の７人、野党候補６人が乱立する状況だ。
　3月末に県連組織を立ち上げた国民は大内を擁立。大内は前回の参院選で旧国民民主から、昨年10月の衆院選山口1区では立民から、いずれも「野党統一候補」として立候補し自民に敗れた。国民の榛葉賀津也幹事長は「私から一緒に戦ってほしいと懇願し、大内氏が決心した」と説明する。
　立民、国民の支援団体である連合山口は、双方の県連から推薦を求められたが、加盟労組の支持政党が割れるため両候補に「支持」を出す異例の対応を決めた。支援態勢は限定的にならざるを得ず、伊藤正則会長は「力が分散される」と認める。
　立民関係者は「野党の一本化は無理。情勢はそう簡単には変わらないと思う。一般の人の冷めた目もある」と本音を漏らす。