
年収103万円の壁は本当に解消?国民民主党・玉木雄一郎代表が指摘する新たな問題点
3/13(木)
年収の壁は、政府案では最大で160万円まで壁が引き上がりますが、引き上げ幅が年収によって4段階に分かれるという複雑な制度です。
また、160万円までアップする人は、所得税を払っている人全体の5%未満と、極めて限られた層だけが恩恵を受ける結果になりました。
今回の政府案について玉木氏は「低所得者の対策としては一定の効果があるが、中所得者に対して恩恵が薄い」と指摘します。
特に、現役世代で一生懸命働いて税金を払っている中間層に対して、非常にメリットが薄いのが問題だと語りました。
さらに、玉木氏は「地方税」について新たな課題も指摘します。
地方税は、基礎控除と給与所得控除で大体100万円が住民税がかからない金額でした。今回、給与所得控除は10万円上がりましたが、🔻基礎控除は据え置きとなり1円も上がっていません。
玉木氏は「年収の壁が160万ですよと話をしても、地方税は110万円。結局、103万の壁って言われたのが、🔻110万の壁になったぐらい」と言及。
3/13(木)
年収の壁は、政府案では最大で160万円まで壁が引き上がりますが、引き上げ幅が年収によって4段階に分かれるという複雑な制度です。
また、160万円までアップする人は、所得税を払っている人全体の5%未満と、極めて限られた層だけが恩恵を受ける結果になりました。
今回の政府案について玉木氏は「低所得者の対策としては一定の効果があるが、中所得者に対して恩恵が薄い」と指摘します。
特に、現役世代で一生懸命働いて税金を払っている中間層に対して、非常にメリットが薄いのが問題だと語りました。
さらに、玉木氏は「地方税」について新たな課題も指摘します。
地方税は、基礎控除と給与所得控除で大体100万円が住民税がかからない金額でした。今回、給与所得控除は10万円上がりましたが、🔻基礎控除は据え置きとなり1円も上がっていません。
玉木氏は「年収の壁が160万ですよと話をしても、地方税は110万円。結局、103万の壁って言われたのが、🔻110万の壁になったぐらい」と言及。
154 への返信コメント(1件)

>>154
働き控えの解消を目的にしていましたが、これでは根本的な解決にはなっていないと指摘しました。
国民民主党は、賃金が上がっても税金と保険料が差し引かれ、物価高で国民の生活が苦しいため、手取りを増やすことを実現したいというのが、根本的な考えでした。
玉木氏「国民生活を今は守るということが最優先だ」
年収の壁議論には「力不足」露呈も、特定扶養控除要件の引き上げや所得増税見直しなど実現した政策も
今回の政策決定のプロセスにどのような成果と課題があったのでしょうか?
玉木氏は「まずは我々の議席が少ないので力不足」と言及。年収の壁の178万円への引上げを選挙で掲げて、多くの人が期待してくれたのに実現できなかったことに率直にお詫びを申し上げなければいけないと語りました。
一方で、国民民主党の公約や政策、与党との交渉には、一定の成果があった>>75と振り返ります。
🔻まず、大学生の親に適用される特定扶養控除は、103万円から150万円まで上がり、約1.2兆円の減税が実現しました。
働き控えの解消を目的にしていましたが、これでは根本的な解決にはなっていないと指摘しました。
国民民主党は、賃金が上がっても税金と保険料が差し引かれ、物価高で国民の生活が苦しいため、手取りを増やすことを実現したいというのが、根本的な考えでした。
玉木氏「国民生活を今は守るということが最優先だ」
年収の壁議論には「力不足」露呈も、特定扶養控除要件の引き上げや所得増税見直しなど実現した政策も
今回の政策決定のプロセスにどのような成果と課題があったのでしょうか?
玉木氏は「まずは我々の議席が少ないので力不足」と言及。年収の壁の178万円への引上げを選挙で掲げて、多くの人が期待してくれたのに実現できなかったことに率直にお詫びを申し上げなければいけないと語りました。
一方で、国民民主党の公約や政策、与党との交渉には、一定の成果があった>>75と振り返ります。
🔻まず、大学生の親に適用される特定扶養控除は、103万円から150万円まで上がり、約1.2兆円の減税が実現しました。